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24
2016  

サッカーを楽しもう! 第4弾 ~パスにメッセージをつけるとは?~

サッカーを楽しもう! 第4弾 ~パスにメッセージをつけるとは?~

『サッカーを楽しもう!』というカテゴリーの主旨。
サッカー中継での解説の言っている事や、観戦中に友人から受けた質問、単純に自分がわからなかった事を載せて、
よりサッカーを…フットボールを理解しようというカテゴリーです。
サッカーをもっと良く知りたいという方の手助けになれば嬉しいです。

今までの記事はコチラ⇒【サッカーを楽しもう!】その他の記事へ。

やばい……。
ポンポンと溜めたネタを放出してますが、ネタが尽きてしまいそう。(笑)
まぁ、その時はその時でまた考えていきます。

という事で今日の書きネタは『パスに込めるメッセージ』について。
お手本として特集する選手はもちろんガンバ大阪から選出となります、この御方。

すべてはここから。
マスター・オブ・ガンバ『遠藤保仁』
マスター・オブ・ガンバ遠藤


パスにメッセージを込めるってどういう意味?

いきなりですが、本題です。
メッセージを込めるってどういう事か?

実はプロが使うボールにはiPhoneで言うところの「Siri」のように発話解析機能がついていて、強く転がれ!などの大声を出して蹴ればそうなるようになっています。

………いちびりました。大嘘です。イナ○マイレブンのようにボールが4つになってラジコンになったりしません。

真面目な話に戻りますが、
  • パスのスピード
  • パスの方向
  • パスの回転
を工夫する事により、受け手に『次のプレーはこうしろよ』『敵が右(左)側におるぞ』ボールに喋らせる事が可能になります。

では、具体的に遠藤のボールがどういう言葉を喋っているのかみていきましょう。

相手の居場所を伝えるパス

左の遠藤から右のパトリックへパスを出すシーン。

すこし見切れてますが、パトリックの右側に相手DFがいます。

トラップ①

もちろんパトリックも気付いてる可能性はありますが、遠藤はパトリックの【左足】へパスを出します。

トラップ②

しっかりと『遠藤のパス』はパトリックの左足へ。
このパスで受け手は「右側に相手がいるんだな」というメッセージを耳にする事ができます。
これがもし赤矢印のようにズレてしまうと伝えたいメッセージは伝わらず、相手DFに近い所にボールがいってしまい取られる可能性が高まってしまう。

ゆる~いパスに込めたメッセージ

次にピックアップするのは「ゆる~いパス」を出す場合。
試合を観ていても凄いゆる~いパスを出すシーンが見られると思います。
下の図はまさにそういうシーン。

ゆっくりパス①

相手DF2人の間をがゆ~るいパスで倉田へ通す遠藤。
ゆる~いパスなので相手DFは「取れる!」と思い食いつきます。

ゆっくりパス②

しかし、絶妙に届かずに倉田は難なくトラップ。

ゆっくりパス③

そのまま食いついてくれたDFが空けたスペースへターンし、ドリブルで駆け上がる事ができました。

このシーンでのメッセージは「周りに敵がおらんからターンで前を向けるぞ」だと感じれます。

速くてキツイパスでは「周りに敵がいる」と伝わってしまう、また受け手のトラップミスの可能性も高くなってしまいます。

ゆる~いパスで相手を釣ってスペースを作って、受け手にターンしやすくする辺りは遠藤のセンスです。

鋭く速いパスに込めたメッセージ

最後に先程とは逆に速いパスの場合。

はやいパス①

味方選手の前にスペースがある場合、今まで紹介した「相手のいる方向」や「ターンできるぞ」というシーンのように足元に出すパスとは違います。

はやいパス②

スペースに速いパスを出し、「走れ!!」というメッセージ。
そして、その言葉通り自称・犬の藤春がこの距離からスプリントして追いつき、そのままダイレクトでクロスを上げました。

ゆるくなってしまっては相手に寄せられる、ズレてしまっては藤春のスピードが生かせない。
絶妙なパスを遠藤は送ります。

これらを可能するために必要なものは?

読んでみたら何てことない当たり前のように思われるかも知れませんが、プロの人たちでもメッセージをボールに載せるのは簡単な事ではありません。
それでも遠藤が、なぜ日本でも屈指のパサーと呼ばれ、同じプロ選手から「ヤットさんのパスにはメッセージがある」と言われているのか?

それを可能とするのは【ボールを止めて、蹴る】という単純作業の圧倒的精度の高さです。

敵が右側にいるので左足に出したい。
周りに敵がおらんから相手に詰められないぐらいのゆる~いパスを出したい。
相手に取られず、それでいて仲間に効果的な速いパスをスペースに出したい。

と思っていても、精度が低くては込めたメッセージをボールが喋ってくれません。

きっちりとボールに喋ってもらう為には精度の高さは絶対不可欠です。


以上、個人的なサッカーの楽しみ方・第4弾でした。

残念ながら現在は日本代表の舞台からは遠ざかっていますが、ぜひガンバ大阪の試合を観て、
腹話術師としての遠藤保仁に注目してみるのも一興ではないかと思います。

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