J1 2ndステージ 第11節
ガンバ大阪 - ヴァンフォーレ甲府
9月10日(土) 19:00 KICK OFF
ガンバ大阪 - ヴァンフォーレ甲府
9月10日(土) 19:00 KICK OFF
1stステージの結果やレビューについてはコチラ。
⇒⇒⇒【J1・1st・第2節 ×ヴァンフォーレ甲府 マッチプレビュー。】
⇒⇒⇒【J1・1st・第2節 ×ヴァンフォーレ甲府 したたかに取った勝ち点3!】
ルヴァン杯の快勝の勢いを持ってヴァンフォーレ甲府を迎え撃つ今週末。
他会場の結果次第では首位にも立てる可能性がある今節。(2位浦和と3位鳥栖が直接対決なのでかなり可能性は低いけど)
先の広島戦では3失点したものの、6得点はJ1に復帰した2014年以降で最も多い得点となります。
よし!この調子で甲府にも大量得点で勝利じゃ~!
……と、行きたいところですがココはひとつ落ち着いて武田信玄の言葉を思い出してみましょう…。
戦いは五分の勝利をもって上となし、
七分を中となし、
十分をもって下となす。
戦いは5割ぐらいの勝ちだと「もっとやらなくては…」と励みが出る、
7割ぐらいの勝ちは「これで勝てるなぁ~」と努力を怠り、
10割の勝ちは驕りが出て足元を救われるもの。
七分を中となし、
十分をもって下となす。
戦いは5割ぐらいの勝ちだと「もっとやらなくては…」と励みが出る、
7割ぐらいの勝ちは「これで勝てるなぁ~」と努力を怠り、
10割の勝ちは驕りが出て足元を救われるもの。
-武田信玄-
果たして広島とのルヴァン杯の勝利はどれに当てはまるでしょう。
終わったあとすぐのインタビューで長谷川監督は『大勝後は次のゲームが重要』と兜の緒を締めるコメントをしてましたがチームにその意気を落とし込んでることを祈りたいですね。
その辺のチームマネジメントはお任せして(…というか任せるしかない。)いつも通り、楽しく観戦するために書いていこうと思います。■堅守はどこにいった…??
さて、ヴァンフォーレ甲府の印象ですが、
得点力はそこまで高くないが、何とか守備で耐えて勝ち点を得る。
そんな印象だったんですが、
今年の失点は既に47失点。
ちなみに、
2015年は1年通して『43失点』 2014年は『31』 2013年は『41』
と、今年の失点がかなり多いのがわかる。
なんでこんなに増えたんやろ…??
ここを少し解明できれば楽しめるかもしれないってことで以下に続きます。
■最終ラインの位置が高い
今年の甲府の試合、ハイライトなどなどを幾つか観て思ったのは…
『ブロックを敷いている割には、裏に飛び出されてるなぁ…』って事でした。
2ndステージ・第10節 ×大宮戦 2-2引き分け
紺色=甲府 白色=大宮
ゲームが終盤に入った時間で同点、どうしても失点したくない時間帯に右サイドからアーリークロスを入れられる瞬間。
5人が最終ラインに並んでいるが…。
DFのカラダの向きが気になるのと、GKとの間のスペースが広いように感じる。

案の定、この身体の向きではクロスに対して本来クリアしたい方向にはできずあわやオウンゴールとなる。
まぁ、結果グダグダしたまま押し込まれて失点しますけど。

前節の試合を観ただけこれを見所にするのは早計やな~ってことでもう一つ。
2ndステージ・第7節 ×川崎戦 4-0負け
水色=川崎 白=甲府
上の大宮戦の一枚目によく似た画になりました(笑)
スペースを見逃さない川崎は、フライスルーパスに反応した選手(円で囲っている選手)が見事に抜け出してシュート。
甲府GK河田がなんとかセーブしますが、ほぼ1点。

エンドが変わって後半。
ここも空いているスペースに向かってボールを出す中村憲剛に甲府はまったくプレッシャーをかけず、裏に抜けてパスを受けた小林悠がしっかり決めてゴール。

大宮戦でも川崎戦でも、
甲府の最終ラインはペナルティエリアに沿ってポジションを取る。
これは今年のチームの決め事なんでしょうかね?
……んん??ほんなら去年はどんな感じやったんやろ……??
って事でコチラ。
2015年 2ndステージ・第1節 ×ガンバ大阪 2-1負け
㉙パトリックがペナルティエリアの中にいる事もあるかと思いますが、最終ライン全体で2016年(紺ライン)よりも2015年(白ライン)の方が深く、先に上げた画像と比べるとGKとの間のスペースは埋まる形に。

これによって防げた失点が、以前は多かったのではないかという事で納得しました。
キッチリ結論付けるには、もっと試合を観るべきですがそんな事するのは
■まとめ
・狙うは湘南戦同様に最終ラインの裏!
調子のよい⑳長澤の抜け出し、後半途中からは1stステージの甲府戦でトップでのデビューを飾った㉓呉屋に交代してドンドン甲府の最終ラインにプレッシャーをかけて欲しい。
湘南戦で見れた㉒オジェソク⇒⑳長澤みたいなラインをまた見たいなぁ~。
多分㉒オジェソクはベンチかベンチ外やけど。(韓国代表として2試合出場!!)
・2列目から飛び出すサイドを使う。
裏が空くかも…とは言っても基本はしっかりブロックをしいてくると思うので、サイドからサイドへの展開で相手の視線をズラすプレーが必要となりそう。
ボールをまわしているサイドとは逆のサイドに注目すると面白く観戦できると思います。

僕の印象ではこういう飛び出しは右サイドの⑬阿部や⑭米倉の方がセンスが良い。
左の⑲大森と④藤春はスピードや積極性で翻弄するタイプと認識。
2ndステージは残り7節。
今節のヴァンフォーレ甲府と名古屋グランパスには100%勝たなければいけない相手です。
もちろん全部勝ちが理想ですが、特に下位に沈むチームに勝ち点を落とすのだけは優勝を目指すチームがしてはいけない。
『十分の勝利でなくていい。七分の勝利や五分の勝利でいい。』
とにもかくにも勝ち点3を、期待しましょう!!!!
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