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2016  

2nd・第13節 ×東京 マッチプレビュー 蚊帳の外にいてもらおう。

J1 2ndステージ 第13節
ガンバ大阪FC東京
9月25日(日) 16:00 KICK OFF
プレビューFC東京戦


1stステージの結果やレビューについてはコチラ。
⇒⇒⇒【J1・1st・第14節 ×FC東京 マッチプレビュー 連勝街道に立ちはだかる鬼門。
⇒⇒⇒【J1・1st・第14節 ×FC東京 マッチレビュー 守備陣の踏ん張り虚しくセットプレーに泣く。


試合後の監督インタビューにて長谷川監督が『気持ちで負けていた』とコメントした1stステージのFC東京戦。
鬼門・味の素スタジアムに5,000人以上のガンバサポが詰めかけた中で、何ともだらしない試合をした。

そこから約4ヶ月…。
立て直しに成功しつつある長谷川ガンバは、城福FC東京が崩壊し、新体制で走り出したが年間で二ケタ順位に位置する篠田FC東京を迎え撃つ。

今節を合わせて残り5節となり、リーグの終了の寂しさを感じつつ…いつも通りマッチプレビューを書いていきます。

今回は前節・FC東京×浦和レッズを観ての感想。


■守備崩壊を表すもの


この試合も結局、そうなりましたが…

FC東京は逆転負けが多い。

数字としてどうなのか調べてみたら、

今年のFC東京の逆転負け数 : 6敗(12敗中)
※城福監督時代込み。

…かなり多いですよね。
(ちなみにウチの逆転負けは2敗(9敗中)です)

去年のフィッカデンティ監督(現・サガン鳥栖監督)が率いていた時は、堅守を見事に体現して勝ち点を取っていたチームが、一転守備の崩壊を表す「逆転負け」が非常に多い。

どういう試合運びをしたらこんな事態になるんやろう…。
って事で浦和戦を振り返ってみたいと思います。


■全体的に…まとまりがないような……。


試合開始から前線でもおっそろしくプレッシャーをかけるFC東京。
浦和GK・西川からビルドアップをする浦和対策かも知れないが、FC東京はFW前田を始め常に浦和陣内に5人は映るほどに前線からボールを取りにいく。

猛プレスするFC東京

前半の早い段階で先制するのがプランだったはずだが、結局最後の所で前田頼みなシーンが多く、浦和も安易なファウルをしないのでゴールを割れない。

過去の試合ではキッチリ「4-4-2」でゾーンをしっかり守り、中盤をしっかり埋めていたはずのFC東京だが、この試合は前線からのプレスを優先しているのか真ん中にスペースが開き始める。

「戻って埋めればいい」と口で言うのは簡単ですが、試合開始からのハードワークのせいで疲れが見え始めて40分頃から浦和に勢いが傾き始める。

中盤の開くFC東京

前線からのプレスは、徹底すべきやと思いますが、全体でまとまってスペースを埋める連動性が欠けるような印象…。
狙い通りの高い位置から奪ってカウンター…の狙いは上手くいかないまま前半が終わり後半へ。

そして後半開始早々にPKで先制したFC東京は、前線にFW前田のみを残して
まだ30分以上も試合がある中で守りに入る

9人ブロック

9人ブロックを敷いてるように観てたんですが、FC東京・篠田監督は試合後のインタビューで「3-4-3にして対応した」と言ってました。
……僕の知ってる「3-4-3」と違う!笑
3-4-3がどうなってずっと9人ブロックになるんやろ…。


こうなったら「2点目を奪いに行った結果」とか言うセリフも虚しく聞こえますよね。
前線のフォローもなく前田1人で何ができるんだと。

孤立の前田

結果、終盤に立て続けに失点して逆転負け。


今年のFC東京は…
「守りに入った時こそチャンス」
かも知れない。



3失点目のシーン。
ここでも守備の人数はしっかりいてるが……

棒立ち守備

ぶっちゃけ…おるだけです。


浦和・駒井はFC東京DFが誰も当たりに来ないので【中を確認 ⇒ 興梠に良いクロスをあげる ⇒ 見事追加点】と、なりますが…プレッシャーがなければできるやろって感じ…。


深い時間で疲れももちろんあるんでしょうが…
降格の可能性も、年間3位の可能性も、2ndステージの優勝も(ほぼ)なくなったFC東京にとって、
優先順位はリーグではなくルヴァン杯という感じでしょうか。

ガンバは10月1日には埼スタで浦和レッズとの試合が控えてるので、リーグ戦で蚊帳の外のFC東京は、リーグを盛り上げる為にもすんなり負けてほしい所。

最後の最後にぬるい気持ちの見せるチームに負けるなんて、絶対イヤですしね!
1stステージではセットプレー1発で負けましたが、2ndではしっかり迎え撃ってほしいです。


■まとめ


とは言いつつも、FC東京が前半の段階で複数得点を決めていたら試合はどう変わっていたかわかりませんし、ここまで前から行くのは、あくまで浦和対策だった可能性もあるんですが、基本的には前線からのプレスで高い位置からのカウンターを狙ってくると思います。


・前線からのプレスに注意。
なので、当然ここは見所になると思います。
⑲大森⑪倉田㉑井手口がビルドアップで顔を出して中盤でも数的優位を作れるかどうか…。
この辺りをサボってしまうと一気にピンチを迎えてしまいそうなので注目したいですね。


・ノリノリの中島には注意。
浦和戦についての話ではほとんど触れませんでしたが、ボールを持てば前を向いて積極的にディフェンスの裏にもサイドにも真ん中にも攻めてくる。
浦和相手にもかなり効いてたと思います。
まだまだ動けたはずの時間で交代しましたが、今のFC東京で攻めのスイッチを持ってるのは、この男のように感じます。
リオ五輪をともにした㉑井手口とのバトル…。注目したいです。


・逆転勝ちの多いガンバ。
一番初めにFC東京の逆転負けの数を紹介しましたが、逆転勝ちの数も紹介。
逆転勝ち数は以下。

今年のFC東京の逆転勝ち数 : 3勝(11勝中)
今年のガンバ大阪の逆転勝ち数 : 5勝(15勝中)
現在年間1位の川崎フロンターレ3勝(19勝中)、年間2位の浦和レッズ4勝(19勝中)となっています。

逆転勝ちの数はあたま一つ抜けているガンバ。
ちなみに……5勝の内4勝は2ndステージでの逆転勝ちです。笑

懇意にさせてもらってるサガン鳥栖サポーターの方のブログ『いつも心は前向きに! ~サガン鳥栖応援日記~』で載せてくれていた【過去5年間の9月勝ち点獲得ランキング】でも、見事に上位のガンバ大阪。


FC東京とのこの試合も勝って、三冠を達成した2014年以来の9月の4連勝といきましょう!


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 J1 2016の戦い

2 Comments

BB  

さらに上を目指してください!

くにきちさん、おはようございます。

私のブログを大々的に宣伝していただきありがとうございますm(_ _)m

ラスト5試合いよいよ佳境に入ってきましたね~!

うちは2nd初戦のFC東京戦でAT奇跡の2連発逆転勝利を収めて何とか上昇できました。
その時の感想は、スペースに飛び出す選手が交代でいなくなると途端にFC東京は攻守ともに停滞するというものです。その意味では河野選手と中島選手がカギになると思います。

ぜひ、勝利することをお祈りいたします。

うちも豊田選手抜きですが大宮戦、がんばります(震え声)

2016/09/25 (Sun) 11:43 | EDIT | REPLY |   

くにきち  

Re: さらに上を目指してください!

BBさん、おはようございます!

いえいえ、もっと上手く紹介できれば良かったんですが…すみません!!

浦和戦でも結局、その2人を交代させてからの東京は無残でしたからね(笑)
大宮…ジュビロに天皇杯で大量得点したりマテウスが怖そうですが鳥栖戦は出るんでしょうか?(*´・д・)?

どちらにせよ広島含めて西日本は快勝といきたいですね!

2016/09/25 (Sun) 12:46 | EDIT | REPLY |   

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