ガンバ大阪 2 - 1 FC東京
目標:得点:70 失点:40
現在:得点:21 失点:31
みなさま、ご無沙汰しております。
いつぶりのブログになりますかね…。
もう忘れられているかと思いつつも、ありがたい事に過去の記事を読んでくれている方がいたりして毎日一定のアクセスをいただいていました。
仕事が忙しかったりでなかなか書く時間がなかったのに、すいません。
とはいえ、何度か書いているとおり見てくれている方に気持ちを向けすぎると疲れてしまって余計な悪循環に入ってしまうので、これからもきっと、更新頻度は少なくなると思いますしクオリティも低く、ほんとにただの観戦日記になると思います。
わざわざ告げる事でもないんですが、よく「ブログ書かへんの~?」と言ってくれる人がいたので敢えて書きました。
気が向いた時に覗いてみて、更新していたら「おっ、なんか更新してるやん♪」ぐらいのテンションで見てくれると幸いです!
さて、今節は勝ちを収め、あらためて "勝ち点3" という合法ドラッグが、我々サポーターに与えてくれる快感の大きさを実感。
勝つ事がどれほど素晴らしい事か…監督も選手達も感じた事でしょう。
<試合終了直後の円陣 byガンバ大阪のインスタ>

■前半
試合は、開始早々からサイドバックとセンターバックの間(チャンネルとよばれるスペース)を狙われ大ピンチ。

ここもサイドバックとセンターバックの連携部分を狙われ大ピンチ。

いずれも⑤ファビオがFC東京・ディエゴオリヴェイラのマークに釣り出されて空いたスペースを使われた。
⑤ファビオのマークはきっとツネ様の指示だと思うし、それで空いたスペースを埋めることもきっと考えていたと思うが、、、、ここはFC東京の選手にうまく攻められたと思う。
大森からのフライパスを受けた選手は、左右のどちらの選手に出しても決定的な状況を作れる状態。
つまりガンバのDF陣よりも先にスペースを見つけてそこに走りこむ集中力を持っていたという事ですね。

度重なる大ピンチにも、①東口のセーブやFC東京選手のミスのおかげで何とか無失点…。
正直、開始早々にチーム力の差を見せつけられて「この試合もけっこう厳しいなぁ…」と思ってましたが、この日のガンバはすぐさまやり返します。
前半8分、一見して押し込まれていた展開の中でしたが⑦遠藤が、FC東京サイドバックの室屋が高い位置を取っていることで空いたスペースへ何の意図もないような感じでダイレクトパスを出します。

そして、そこに流れてパスをしっかり受けて真ん中の空いたスペースへ展開する⑲一美。
しっかり展開したことよりも重要だったのはFC東京のセンターバック・チャンヒョンスを釣り出したこと。
それによって⑨アデミウソンはサイドバックとセンターバックの間に走り込み、㉕藤本もしっかりそこへパス。

やられたらやり返すとばかりに、センターバックを釣り出してバイタルからゴールを狙い合う展開。
痺れますね。
逃げずに攻勢に出る姿勢は、前節屈辱の逆転負けを受けて宮本監督から飛んだという『逃げるな』という檄のおかげでしょうか。
名将になるための重要なファクターであるモチベーターの要素は、代表主将の経験から宮本監督にはすでに備わってるのかも知れないですね。
試合は15分ごろから少し落ち着きを見せる。
ガンバは⑤ファビオや⑬菅沼がポジションを空けてマークに行くシーンが少なくなってきたからか閉まってきた印象。
ディエゴオリヴェイラがボールを受けに下がりすぎてくれるおかげもあるでしょうけど。
FC東京サイドバックの室屋や太田も、高い位置に取っていたポジションを下げて少し守備的な位置にポジショニングするようになって閉まってきた。
そういう展開の中でゴールが生まれるのは大体セットプレーというのがサッカー。
そのセットプレーをこの試合でモノにしたのはガンバ大阪。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2018年8月10日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第21節
🆚 G大阪vsFC東京
🔢 1-0
⌚️ 34分
⚽️ ファビオ(G大阪)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/CfyiYDdRkw pic.twitter.com/O1p75Q1ju1
宮本監督に変わってから選手達はボールをとても丁寧に扱っている印象。
これはクルピの時に宮本監督がJ3を指揮していた時に観た試合でも感じた。
前や横にいる選手が見えるボールの受け方をしたり、しっかりボールを持った人が見える位置に顔を出したり。
ダイレクトパスが多く見られるのもそのおかげだと思うし、ゴールに繋がった攻撃シーンも、しっかりといろんな選手でボールを運んで獲得したコーナーキックの流れからだった。
クルピガンバから宮本ガンバになって変わった大きな大きな部分だと思うし、こういうゲームの作り方がいかにもガンバらしいと、僕は思う。
■後半
早々にガンバは大ピンチ。
FC東京・高萩のスルーパスに受けた富樫がうまくターンしシュート。
が、残念そこは①東口!
髙萩洋次郎の超絶パスを見よ‼
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年8月10日
🏆明治安田J1第21節
🆚ガンバ大阪×FC東京
📺https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中@GAMBA_OFFICIAL#GAMBAOSAKA#カモンベイビー金J🕺#金J#DAZNピッチサイド#時代を変えろ pic.twitter.com/90IilQIl3D
ただ、DAZNよ。
こういうシーンは、超絶パスを褒めるのは良いけど、合わせて超絶セーブも褒めれば「おっ、DAZNってサッカーの事わかってるやん。」ってなるよ?
よく覚えておくように!( ..)φメモメモ
1点を追いかけるFC東京は当たり前ですが、最終ラインを高くし(特にサイドバックは高い位置)サイドハーフも含めて攻撃をしかけてくる。
それに対するガンバは、逆にその高い位置を取るサイドのスペースを狙う。


ガンバは決して逃げて下がってばかりではなかったが、FC東京・高萩が意図してそういうプレーをしていたのか分かりませんが、ディエゴオリヴェイラを休ませるように代わりに前線でボールをよく受ける…。
それに対応するために宮本監督はシステムの変更を試みるが、なかなか選手へ意図した形が伝わらず右往左往…。
ここはすんなり伝わるように反省点ですかね。。。
変更したあとのシステムはおそらくこう。

4-4-2のダイヤモンド型のような、4-3-3のような…。
サイドで対応するよりも、最後の中央部分を埋める対応にした形でしょうか。
それでもボールが途切れる毎に⑩倉田や⑦遠藤は監督と話をするなど、いまいち意図が伝わらない…。
解説の水沼さんも言ってましたが、こういう時に経験値の高い⑦遠藤や㉕藤本の存在は大きい。

ポンポンポンとダイレクトパスでボールを動かし、FC東京にボールの奪いどころを定めさせないコントロール。
さすがです。
何とかこのまますんなりと試合をコントロール出来れば最高でしたが、、、、
まぁさすがリーグ2位というべきか、単純にディエゴオリヴェイラの個のチカラを褒めるべきか、後半41分に失点…。
終了間際に失点。
まさにデジャヴュ…。
またこのまま勝ち点をこぼしてしまうのかと思ったが、『逃げんな』と檄を受けたガンバ選手は逃げない。
アディショナルタイムも4分が過ぎ、ほぼラストプレーとなるガンバの攻撃。
①東口から⑭米倉にパスが出た瞬間。
FC東京サイドバックの太田の裏のスペースを感じ、猛ダッシュする㉙高江。

走りきって広大なスペースでボールを受けた㉙高江がしっかりボールを運ぶ。
さらに太田を置き去りにして⑭米倉もしっかり㉙高江を追い越そうとダッシュ。

ゴールラインいっぱいまで二人で持っていき、さぁここからどうゴールに展開するか…という所でやっと太田が㉙高江に追いつく…。

が、ここで㉙高江が見せた動きが秀逸。
バックステップで⑭米倉からのパスを落ち着いて受けられるスペースを自ら作る。

更にこの展開のこの時間で、ボールを受けに来た⑦遠藤を無視してさらに先にいる㉘高を見る落ち着き。

ここから先はもうご存知だと思いますが、どうぞ動画でもう一度。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2018年8月10日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第21節
🆚 G大阪vsFC東京
🔢 2-1
⌚️ 90+5分
⚽️ アデミウソン(G大阪)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/CfyiYDdRkw pic.twitter.com/UNsoAdh9b6
ゲ・キ・テ・キ!!!!
ですが、試合開始から常に狙い続けていたサイドバックの裏のスペース。
この狙いがしっかり勝ち越し点になりました。
偶然のようなゴールに見えますが、㉙高江のあのランニングはチームとしての意図を感じる。
きっとこの勝利は、僕らのような素人が思う以上に、新体制としての宮本監督や分析スタッフ、コーチ陣には大きな自信になる試合だったんじゃないかと思う。
本当に良い試合でした。
ハーフタイムにDA PUMPが話題の曲『USA』を披露してくれましたが、その応援もあってガンバは見事に"USA晴らし"(憂さ晴らし)に成功。
DA PUMPさん、毎試合来てくれてもいいですよ?
■一美の気の利いた守備
さて、最後にこの試合でJ1デビューとなった⑲一美のプレーを一つ紹介したく思います。
㉘高も安定感が出てきて、㉙高江もすんなりゲームに入れるようになった。
そして⑲一美も、たった1試合で評価を下すのは早計だとは思いつつも、皆さんもかなり良い印象を受けたと思います。
ボールは収まるし、サボらない。
⑨アデミウソンの事もよく見ているし、代表クラスのDFを相手にもしっかり渡り合っていた。
早いうちにゴール出来れば…ほんとにチームでもFWの1番手2番手を狙える伸びしろを感じる。
そんな⑲一美ですが、J3で宮本監督に鍛えられたんやろうなあ…と感じたシーンを紹介。
前半12分にFC東京が右サイドでボールをまわして攻めるシーン。
真ん中のスペースにFC東京選手が入り込んでくるんですが、そこに付くのはFWの⑲一美。

この戻りのおかげで真ん中のスペースは使われず、攻撃を遅らせることに成功。
前半12分という時間を考えても、しっかり自分が監督から何を求められてるか意識している証拠だと思う。
続けて、その流れから。
⑲一美が来たことで攻撃をやり直すために最終ラインにボールを戻したFC東京。
そこから一つ前にパスを出したシーンがこちら。

ここで⑲一美は、ボールホルダーへのチェックを、しっかり高萩へのパスコースを意識した動きを見せる。

こういうプレーを前線がしてくれることで助かることは数多くある。
例えば後ろがチェックに行かずに済むので運動量をセーブする事が出来るし、パスコースを切ってくれることで奪い所を絞りやすい。
チームに与える影響は目立たないながらかなり大きい。
これが意識的に習って出来てるのか分かりませんが、これからの⑲一美を見る上で、楽しめるポイントになるかなと思ってます。
さて、ここまで読んでくれた方。
ありがとうございます。
久しぶりに書いたらめちゃくちゃ長くなってしまいました。
もっと簡単にするはずだったんですが、見直してると書きたい事が多くなって(笑)
それではみなさん、まだまだ暑い日が続くのでお体に気を付けてお過ごしください!
次も勝ちましょう!!!
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