今年5回目のパナスタでの観戦。
参戦中は負けなし!
とか言ってはみたものの、毎回「……こういう事クチに出して負けたらどうしよう…。」なんて気持ちに、行く前はなりますが、実際スタジアムに着くとそんな気持ちはなくなり、勝てる気しかしないのはホント不思議。

今回は愛する『GIANT KILLING』とガンバのコラボレーションの日。
(2年前に軽くブログで紹介もした作品。「拝啓、サッカー漫画なにを読まれてますか?」)
ちょっと出発に出遅れて、実際にグッズはサポーター仲間の方に購入いただきましたが……カッコイイ……。。。
<コラボバッジ>

<コラボマグカップ>

『GIANT KILLING』の漫画同様、試合をするのは選手だがその背景には監督の戦術があることを、この試合で魅せてほしい。
■3バックの狙いを考察。
今日の試合ほど、分かりやすくスタメン発表から試合終了までストーリーがしっかりしたサッカーの試合は中々ないんじゃないかなと思う。
という事で、流れに沿って書いてみます。
まずはスタメン。

ガンバのスタメンはメンツを観る限り3バック。
僕の中では、3バックのシステムの場合、「攻撃的な3バック」か「守備的な3バック(分かりやすく言うと5バック気味)」か監督の指示で顕著に違いが出ると思っている。
今回は、最近ルヴァンカップの決勝進出を決めるなど、攻撃陣の調子がすこぶるいいマリノスが相手。
守備固めをコンセプトに就任し、連勝を重ねる宮本監督の考えを想像すると「きっと守備的なんやろうなぁ…。」と予想。
⑨アデミウソンと⑪ファンウィジョがベンチスタートという事もあり前半我慢して後半勝負なんだろうという予想をしたガンバサポは、とても多かったんじゃないでしょうか。
ではでは、前半のシーンから3バックで挑んだ狙いを感じたシーンを紹介。
調子の良いマリノスの攻撃の特徴は、サイドの選手が真ん中に入る攻撃参加とサイドバックの攻撃参加。
この連動性で守備網に穴を開けてゴールを目指す形。
中盤選手がボールを持った時に、3トップの右側のポジションを取る仲川が1トップのウーゴに近づき、空いたスペースをサイドバックの松原が後ろに空いてしまうスペースなどお構いなしに上がる。

こうなると、マリノス選手がサイドの最前線で2人。
もしも4バックだったら、④藤春1人でこの2人をチェックしないといけなくなる。
カバーに⑩倉田が来ればいい話だが、そうなると元々⑩倉田のいる位置が空いてしまうし、センターバックの③ファビオがフォローに来たら真ん中が空いてしまう。

マリノスの連動性に付き合っていては、守備が破綻すると判断した宮本監督は、ここのケアの為、⑬菅沼を含めた3バック(5バック)で挑んだ…という事かなと想像。
ある程度は、予定通りに進んでいたと思うが大誤算は①東口の負傷。
ゴールキーパーがボールを蹴られないという事は、最終ラインの②三浦や③ファビオがボールを持った場合、そこより後ろにボールが行くことはないのでマリノスはどんどん前線からプレスに来る。

さらに守護神が動けない状態なので、最終ラインは更にさがってゴール前を固めるようになるので、マリノスの攻撃を一方的に受ける形になってしまった。
失点シーンは、⑬菅沼や④藤春を責めたくなる気持ちも分かるけど、天野のノールックのスルーパスと仲川の反応が単純に凄すぎた。
万博競技場でのヴィッセル神戸戦、左サイドでボールを持った宇佐美がノールックでパトリックにスルーパスを出し、神戸DFの誰一人反応出来なかったゴールを思い出した。
前半は何とか1失点で凌いで終了。
正直思った以上にボッコボコだったので、後半勝負を期待していたとは半信半疑でした…が、後半は立ち上がりから一気に空気は違いましたね。
■一体感で得た勝ち点3。
ビハインドのスコアは、ここまでチームを勝たせてきたのにベンチを暖めていたFW陣にとっては良いドーピングだったようで、⑪ファンウィジョは後半開始からグイグイプレス。
それにしっかり呼応して2列目もプレス。

前後半で180度変わったガンバスタイルに後手を踏んだマリノス側、後半も自信をもってゴールキーパーからも繋いでいくスタイルを貫こうとしたが、逆にそれがガンバにとっては有り難かった。
前線でプレスをかけやすい状態にしてくれたことで、幾度も高い位置でガンバはボール奪取に成功。
唯一、この試合でパスリズムやボールキープの面で良さが出てなかった㊴渡邉に代えて⑨アデミウソンが入った6分後。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2018年10月20日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第30節
🆚 G大阪vs横浜FM
🔢 1-1
⌚️ 71分
⚽️ ファン ウィジョ(G大阪)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/zUvk996XL3
激情の虎・⑪ファンウィジョが、またまたまたまたチームを助ける同点弾!!!
①東口に代わりまたもやスクランブルで出場の㉓林のセービングもあり、守備の安定感も十分。
ゴール裏も逆転に向けてボルテージアップし、残り試合時間も10分を切った86分。
試合を決めるゴールが生まれた。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2018年10月20日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第30節
🆚 G大阪vs横浜FM
🔢 2-1
⌚️ 86分
⚽️ 小野瀬 康介(G大阪)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/yZEKDEGGLv
㊿小野瀬……(´;ω;`)ウッ…。
いや、ほんま嬉しかった…。
U-19日本代表の経験もあり、凄く献身的に動いてくれる選手ですごく好みの選手だったので、やっと報われて嬉しかった…っ!
<以前、ヴィッセル神戸戦で観た㊿小野瀬について呟いたやつ>
神戸戦を観て、小野瀬が気になった。
— くにきちです。 (@GambaSlot) 2018年9月16日
小野瀬は、画像①~③のたった13秒ほどのシーンで3回も動きなおしてパスを受けるポジションを探している。
深い時間帯でこれだけ動きなおしてパスを受けようとしてくれる。
……そりゃチームから必要されますわ。
あとはゴールに直結する働きがあれば! pic.twitter.com/eg4iLjsBl4
試合はこのまま終了。
3年半ぶり?の6連勝!!!!
勝ち点も39となり、”残留”が目の前に…っ!!!!
試合後の選手コメントや、監督コメントを読むと、本当に『前半我慢の後半勝負』だったようですね。
しっかりそのプランを選手と共有し、実行させて、結果を出す。
前後半で違った戦い方をさせながら、逆転する戦術を成功させて宮本監督は、監督としてまた一つ階段を上った感じですね。
うん。……『理想上司ランキング』で上位にランクインするのも時間の問題。
さてさて、これで個人的にも参戦試合の無敗記録も続いていて嬉しい限り。
次の試合は、11月3日の浦和レッズ戦。
僕は私用で試合が観れません……。
埼玉まで行かれる方は、代わりに想いを届けてください!
7連勝し、残留を決めて来年へ!
まだまだ油断せずとも一歩でも上に行きましょう!

ひさびさのゴール裏は、楽しかった。
それでは、また。
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