『大阪にとどまらず、関西のプロスポーツの中心に残念ながらフットボールはありません。
あくまで、旅行者としての印象ですが、関西のプロスポーツには常に、阪神タイガースが中心にいます。
街の話題も、スポーツ新聞も、まず阪神です。
しかし、大阪に陣取るこの二つのフットボールクラブの対立構図は、阪神の存在を時に薄めてしまうだけのポテンシャルを持っていると考えます。
北のガンバ!南のセレッソ!
街を二分して、ダービーウィークだけは、関西のスポーツ紙の一面を独占していく為にも、今日、このダービーを大事に戦う。
この積み重ねに尽きます。』
下田さんの素晴らしいイントロ実況から入りました。
めちゃくちゃ久しぶりのブログです。
以前から見てくれていた方、ご無沙汰しております。
初めての方、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
大した内容ではないんですが、良かったら見ていってくださいませ。
この試合はここから観戦。

という事で、振り返るのは、ガンバ大阪×セレッソ大阪の試合。
今日のガンバはスタートのシステムと選手を変えてきた。
3バックで、守りの時は福田が下がり気味の4バックっぽい感じ。
高江に高尾に福田の若手が先発し、遠藤と今野がベンチスタートというスタメン。
この若手の3人はかなり素晴らしかったですね。
まずは高尾。
アンカーの矢島の脇にボールが入った時に高尾は前を向かせない守備をしっかり早いアプローチで行い、それに呼応して三浦と菅沼もしっかりスライドしセレッソ選手に対応。

ボール保持者から、清武にボールが入るが…簡単に前を向かせないように素早いアプローチでプレッシャーをかける。

高尾がいったことで空いたスペースも、もちろん使われるとピンチになるが…高尾がかなりセレッソの攻撃を遅らせたおかげもあり、三浦もしっかりカバーに走り、いざセレッソFWにパスが出た時には対応可能なシチュエーションに。

23分ごろにも同様なシーンもあり、清武を前に向かせない守備の指示は監督からあったと思うがしっかり仕事をこなしていたように感じる。
ところどころ簡単なミスはするが、それでも試合が進むごとに走りこんでくる選手への対応もしっかりとこなす。
シーンは71分。
ソウザがボールを持ち、柿谷が高尾とボールの視界から消える動きで裏抜けを試みる。

一度目の動きではボールが出てこなかった柿谷は、動きなおして高尾の前から再び抜けを狙う…。
が、出てきたボールにも柿谷のスピードにもしっかりと高尾は対応。
シュートを打たせることなく押さえる。

ペナルティーエリアでのクリアや身体を張る働きも十分でした。
本職のSBとは違う難しさがあるCBを、しっかりとこなして賢さを存分アピール。
ほんまにJ1デビュー戦かよっ!!!!とおっちゃんは驚きです。
高江は、高と並んでJ3時代から最もツネ様のサッカーを知ってる選手で、J3でもやっていたシステムという事で柔軟な動きを試合開始から披露。
サイドバックとセンターバックの間に走りこむ動きでセレッソDF陣を翻弄。

この動きで釣り出されたCBの間に顔を出すファンウィジョにしっかり落ち着いて折り返す高江。

ファンウィジョならCBが一人だとシュートは打てるって話で、そのファンウィジョからマークを引きはがす動きを2列目の選手が前線に顔をだしてする。
試合の序盤、チームが前を向くためのスイッチは、高江が作っていたと思う。
そして福田。
この選手が一番おどろいた。
去年クルピの元で、高卒開幕スタメンを飾ってからJ3では活躍しつつも少し燻っていた福田を、今回は試合の展開次第ではサイドバックもこなさないといけないウイングバック起用。
前半20分。
最終ラインにカバーの形でポジショニングする福田。

イーブンボールをガンバが取ることに成功しそうになった刹那、福田はすごいスピードで水沼を抜き去りサイドのスペースへスプリント。

実はこの攻めから繋がったのが、先に描いた高江の折り返しからのファンウィジョのシュート。
ゴールに繋がる時、チャンスが出来る時というのは、こういう積極的な動きが、時間を戻してみると必ず見つかります。
前半からこれを繰り返す福田に対して「いや~いい上下運動。やけど、後半持つかなぁ~」なんて思ってたら、全然運動量落ちないでやんの!
しかも爽やかさもキープ。
ちなみにこの試合、両チーム通じて最もシュートを打った選手も、この福田です。
これだけじゃなくてメンタルも図太く、試合後のインタビューでは対峙した水沼との勝負について「まぁ、1回も負けてなかったんで、そこは少し自信になりました」というコメント。
サイコーかよ。
リーグ戦の経験も積み重ね『潰し屋』として着々と試合に出るトゥーロン国際大会に挑むU-22日本代表にも選出された高。
海外でも話題になった圧巻のドリブルゴールでJ1初ゴールを決めた食野。
スペース察知能力に、精度あるショートパスから試合を進めるプレーメーカーの高江。
豊富な運動量と多様なポジション適正を見せ、高いサッカーIQを魅せる福田。
試合の中で成長を続け、ゴールも意識したパスを出せるサイドバック高尾。
その他、代表トレーニングでベンチ外の中村敬斗や、現役学生ながら出場経験のある黒川。
若手がキテる。
少しづつでいいと思う。
この選手たちがしっかりと次のガンバの土台を作ってくれれば、必ずまた、シャーレを掲げる日が来るはず。
僕はその時まで、ツネ様を初めとしたコーチ陣を信じたいし応援します。
と、流れがいいまま終わろうかと思いつつもせっかく久しぶりに書いたので、あえて懸念材料も。
FWが足りないですね。
ファンウィジョとアデミウソンに代わる選手がいないのはやっぱり苦しい。
特にファンウィジョのように身体を張れる選手がいないのはキツイ。
ぶっちゃけ離脱中の渡辺も、けっこう厳しいのでこの部分の層が厚くならないと2列目以降ズルズル下がってしまい、最終ラインが下がって耐えるだけの時間が長くなってしまう。
今日も70分からは耐える時間が長かった。
あの時間をボールをしっかり保持できるようになるのが、本当にGAMBAISMかなと…自分では思ってる。
倉田はインタビューで、「いい試合の後にダメな試合が続いてる。次が大事。」と話していた。
ホンマにその通りなので、しっかりと準備して、上位であるコンサドーレ札幌を叩いてさらに勢いをもって上りましょう。
最後にその倉田のスーパーゴールを。
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あくまで、旅行者としての印象ですが、関西のプロスポーツには常に、阪神タイガースが中心にいます。
街の話題も、スポーツ新聞も、まず阪神です。
しかし、大阪に陣取るこの二つのフットボールクラブの対立構図は、阪神の存在を時に薄めてしまうだけのポテンシャルを持っていると考えます。
北のガンバ!南のセレッソ!
街を二分して、ダービーウィークだけは、関西のスポーツ紙の一面を独占していく為にも、今日、このダービーを大事に戦う。
この積み重ねに尽きます。』
下田さんの素晴らしいイントロ実況から入りました。
めちゃくちゃ久しぶりのブログです。
以前から見てくれていた方、ご無沙汰しております。
初めての方、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
大した内容ではないんですが、良かったら見ていってくださいませ。
この試合はここから観戦。

という事で、振り返るのは、ガンバ大阪×セレッソ
スタメンの三人衆
今日のガンバはスタートのシステムと選手を変えてきた。
3バックで、守りの時は福田が下がり気味の4バックっぽい感じ。
高江に高尾に福田の若手が先発し、遠藤と今野がベンチスタートというスタメン。
この若手の3人はかなり素晴らしかったですね。
まずは高尾。
アンカーの矢島の脇にボールが入った時に高尾は前を向かせない守備をしっかり早いアプローチで行い、それに呼応して三浦と菅沼もしっかりスライドしセレッソ選手に対応。

ボール保持者から、清武にボールが入るが…簡単に前を向かせないように素早いアプローチでプレッシャーをかける。

高尾がいったことで空いたスペースも、もちろん使われるとピンチになるが…高尾がかなりセレッソの攻撃を遅らせたおかげもあり、三浦もしっかりカバーに走り、いざセレッソFWにパスが出た時には対応可能なシチュエーションに。

23分ごろにも同様なシーンもあり、清武を前に向かせない守備の指示は監督からあったと思うがしっかり仕事をこなしていたように感じる。
ところどころ簡単なミスはするが、それでも試合が進むごとに走りこんでくる選手への対応もしっかりとこなす。
シーンは71分。
ソウザがボールを持ち、柿谷が高尾とボールの視界から消える動きで裏抜けを試みる。

一度目の動きではボールが出てこなかった柿谷は、動きなおして高尾の前から再び抜けを狙う…。
が、出てきたボールにも柿谷のスピードにもしっかりと高尾は対応。
シュートを打たせることなく押さえる。

ペナルティーエリアでのクリアや身体を張る働きも十分でした。
本職のSBとは違う難しさがあるCBを、しっかりとこなして賢さを存分アピール。
ほんまにJ1デビュー戦かよっ!!!!とおっちゃんは驚きです。
高江は、高と並んでJ3時代から最もツネ様のサッカーを知ってる選手で、J3でもやっていたシステムという事で柔軟な動きを試合開始から披露。
サイドバックとセンターバックの間に走りこむ動きでセレッソDF陣を翻弄。

この動きで釣り出されたCBの間に顔を出すファンウィジョにしっかり落ち着いて折り返す高江。

ファンウィジョならCBが一人だとシュートは打てるって話で、そのファンウィジョからマークを引きはがす動きを2列目の選手が前線に顔をだしてする。
試合の序盤、チームが前を向くためのスイッチは、高江が作っていたと思う。
そして福田。
この選手が一番おどろいた。
去年クルピの元で、高卒開幕スタメンを飾ってからJ3では活躍しつつも少し燻っていた福田を、今回は試合の展開次第ではサイドバックもこなさないといけないウイングバック起用。
前半20分。
最終ラインにカバーの形でポジショニングする福田。

イーブンボールをガンバが取ることに成功しそうになった刹那、福田はすごいスピードで水沼を抜き去りサイドのスペースへスプリント。

実はこの攻めから繋がったのが、先に描いた高江の折り返しからのファンウィジョのシュート。
ゴールに繋がる時、チャンスが出来る時というのは、こういう積極的な動きが、時間を戻してみると必ず見つかります。
前半からこれを繰り返す福田に対して「いや~いい上下運動。やけど、後半持つかなぁ~」なんて思ってたら、全然運動量落ちないでやんの!
しかも爽やかさもキープ。
ちなみにこの試合、両チーム通じて最もシュートを打った選手も、この福田です。
これだけじゃなくてメンタルも図太く、試合後のインタビューでは対峙した水沼との勝負について「まぁ、1回も負けてなかったんで、そこは少し自信になりました」というコメント。
サイコーかよ。
若い芽の力強さが希望。
リーグ戦の経験も積み重ね『潰し屋』として着々と試合に出るトゥーロン国際大会に挑むU-22日本代表にも選出された高。
海外でも話題になった圧巻のドリブルゴールでJ1初ゴールを決めた食野。
スペース察知能力に、精度あるショートパスから試合を進めるプレーメーカーの高江。
豊富な運動量と多様なポジション適正を見せ、高いサッカーIQを魅せる福田。
試合の中で成長を続け、ゴールも意識したパスを出せるサイドバック高尾。
その他、代表トレーニングでベンチ外の中村敬斗や、現役学生ながら出場経験のある黒川。
若手がキテる。
少しづつでいいと思う。
この選手たちがしっかりと次のガンバの土台を作ってくれれば、必ずまた、シャーレを掲げる日が来るはず。
僕はその時まで、ツネ様を初めとしたコーチ陣を信じたいし応援します。
と、流れがいいまま終わろうかと思いつつもせっかく久しぶりに書いたので、あえて懸念材料も。
FWが足りないですね。
ファンウィジョとアデミウソンに代わる選手がいないのはやっぱり苦しい。
特にファンウィジョのように身体を張れる選手がいないのはキツイ。
ぶっちゃけ離脱中の渡辺も、けっこう厳しいのでこの部分の層が厚くならないと2列目以降ズルズル下がってしまい、最終ラインが下がって耐えるだけの時間が長くなってしまう。
今日も70分からは耐える時間が長かった。
あの時間をボールをしっかり保持できるようになるのが、本当にGAMBAISMかなと…自分では思ってる。
倉田はインタビューで、「いい試合の後にダメな試合が続いてる。次が大事。」と話していた。
ホンマにその通りなので、しっかりと準備して、上位であるコンサドーレ札幌を叩いてさらに勢いをもって上りましょう。
最後にその倉田のスーパーゴールを。
ダービーを制した倉田の決勝ゴール!
— Jリーグ (@J_League) 2019年5月18日
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第12節
🆚 G大阪vsC大阪
🔢 1-0
⌚️ 55分
⚽️ 倉田 秋(G大阪)#Jリーグ#G大阪対C大阪
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/QID03hIG74
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